final (ファイナル) から登場した UX5000 は、フラッグシップイヤホン A10000 の技術を投入した、高音質Bluetoothワイヤレスヘッドホンです。ノイズキャンセリング機能も搭載し、音楽に集中できる環境を提供してくれます。今回は、UX5000 を実際に使用した感想を、音質、機能性、デザインの3つの側面から詳しくレビューします。
UX5000 の第一印象:洗練されたデザインと上質な質感
手に取った瞬間、まず感じるのはその上質な質感です。シボ塗装が施されたハウジングは、指紋がつきにくく、長く愛用できるような印象を与えます。まるでカメラのような、道具としての佇まいがfinalらしいと感じました。イヤーパッドは低反発素材で、頭頂部を包み込むようなヘッドバンドは高反発素材を採用しており、装着感にもこだわっていることが伺えます。
音質:有線ヘッドホンに匹敵する、クリアで豊かなサウンド
UX5000 の最大の魅力は、その音質です。final のフラッグシップイヤホン A10000 の開発で得られた知見を活かし、細部にまでこだわって音響特性を調整しているとのこと。実際に聴いてみると、クリスタルのように澄み切った高音と、深く響く豊かな低音が、バランス良く再現されています。
特に印象的なのは、音の分離の良さです。複雑な楽曲を聴いても、それぞれの楽器の音がクリアに聴き分けられます。また、音場の広さも十分で、まるでライブ会場にいるかのような臨場感を味わえます。
対応コーデックは SBC、AAC、aptX、aptX Adaptive、LDAC をサポートしており、LDAC を使用することで、ワイヤレスとは思えない高音質を実現しています。有線接続にも対応しており、低遅延で音楽を楽しむことができます。
機能性:ノイズキャンセリングと快適な装着感
UX5000 は、ハイブリッドノイズキャンセリング機能を搭載しており、周囲の騒音を効果的に低減してくれます。電車内やカフェなど、騒がしい場所でも、音楽に集中して楽しむことができます。
ノイズキャンセリングの効果は、非常に自然で、圧迫感を感じさせません。また、アンビエントモードも搭載しているので、周囲の音を聴き取りやすくすることも可能です。
イヤーパッドはマグネット吸着式、ヘッドバンドはコネクター着脱式を採用しており、どちらも工具不要で簡単に交換できます。長時間の使用でも快適な装着感を維持できるのが嬉しいポイントです。
競合製品との比較
同価格帯のワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホンとしては、SONY WH-1000XM5 や Bose QuietComfort 45 などが挙げられます。これらの製品と比較して、UX5000 は特に音質面で優れていると感じました。SONY WH-1000XM5 は、ノイズキャンセリング性能に優れていますが、音の傾向は低音寄りです。Bose QuietComfort 45 は、装着感が良く、バランスの取れた音質ですが、UX5000 のようなクリアで解像度の高いサウンドではありません。
メリットとデメリット
メリット:
- フラッグシップイヤホンの技術が詰まった高音質
- 効果的なハイブリッドノイズキャンセリング
- 洗練されたデザインと上質な質感
- 快適な装着感
- 有線接続にも対応
デメリット:
- 価格がやや高め
- 専用アプリがない
まとめ
final UX5000 は、音質、機能性、デザインの全てにおいて、高いレベルを達成したワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホンです。特に、音質にこだわりたい方には、ぜひおすすめしたい一台です。
