オーディオテクニカ ATH-M50xBT2 ワイヤレスヘッドホンのレビュー
長年、DJや音楽制作の現場で愛用されているオーディオテクニカのATH-M50xシリーズ。その最新モデルとなるATH-M50xBT2は、有線モデルの優れた音質を受け継ぎつつ、ワイヤレスの自由度を手に入れた、まさにベスト・オブ・両世界とも言えるヘッドホンです。
ATH-M50xBT2 の主な特徴
- プロフェッショナルな音質: M50x 専用の45mm大口径ドライバーを搭載し、クリアでパワフルなサウンドを実現。
- ワイヤレス＆有線両対応: Bluetooth接続に加え、付属のケーブルで有線接続も可能。
- 高音質コーデックLDAC対応: LDACコーデックに対応することで、ハイレゾ相当の高音質をワイヤレスで楽しめます。
- 低遅延モード: 音と映像のずれを抑える低遅延モードを搭載し、動画視聴やゲームプレイにも最適です。
- 快適な装着感: 長時間使用しても疲れにくい、優れた装着感を実現しています。
実際に使ってみた感想
ATH-M50xBT2を実際に使ってみて、まず驚いたのはその音質のクリアさです。低音から高音までバランス良く、細部までしっかりと聴き取ることができます。特に、LDACコーデックで高音質の楽曲を聴いたときの臨場感は格別です。まるでライブ会場にいるかのような感覚で音楽を楽しめます。
ワイヤレス接続も安定しており、途切れることなく音楽を聴くことができました。また、低遅延モードも非常に有効で、YouTubeなどの動画を視聴する際にも、音声と映像のずれを感じることなく快適に楽しめます。
装着感に関しても、イヤーパッドが柔らかく、側圧も適度なので、長時間使用しても耳が痛くなることはありませんでした。DJや音楽制作で長時間ヘッドホンを使用する方にも、おすすめできるでしょう。
競合製品との比較
ATH-M50xBT2の競合製品としては、SONYのWH-1000XM5や BoseのQuietComfort 45などが挙げられます。これらの製品は、ノイズキャンセリング機能に優れている点が特徴ですが、ATH-M50xBT2は、より原音に忠実な音質を追求している点が異なります。
特に、音楽制作やDJプレイなど、音質を重視する用途においては、ATH-M50xBT2の方が優れていると言えるでしょう。また、価格帯も比較的リーズナブルなので、コストパフォーマンスも高いです。
メリット・デメリット
メリット:
- プロフェッショナルな音質
- ワイヤレス＆有線両対応
- LDACコーデック対応
- 低遅延モード
- 快適な装着感
- 比較的リーズナブルな価格
デメリット:
- ノイズキャンセリング機能がない
- マイク性能は平均レベル
まとめ
オーディオテクニカ ATH-M50xBT2は、プロフェッショナルな音質をワイヤレスで楽しみたい方におすすめのヘッドホンです。LDACコーデックや低遅延モードなどの機能も充実しており、音楽制作、DJプレイ、動画視聴など、様々な用途で活躍してくれるでしょう。